日本三大がっかり名所『はりまや橋』(写真は高知はりまや橋)


後免駅から高知駅の間で、四国有数の難所『高知』を盗る為、先頭列車の最前方に陣取ります。『高知』という名でありながら、JR線では高知駅はおろか、どの駅でも取れないエリアであり、わずかに高知駅薊野駅の間の高知駅よりがかすめるだけなので、タイミングを見計らって携帯のボタンを押さなくてはいけません。
後免駅を出てから『高須・五台山』、『旭・一宮』と盗り、いよいよ薊野駅を出てからじっと前方を見つめ、高知駅が視界に入ったところでボタンを連打し、無事に『高知』を盗って高知駅に到着しました。
和食駅で1本早い列車に乗ったので、次の特急が来るまで1時間弱時間ができたので、以前高知に来た時には知らなかった名所に行くことにしました。その名も“日本三大がっかり名所”のひとつ『はりまや橋』です。旅行前に、日本三大〇○というのをなんとなくHPで見ていたら出てきたので、これは行かないとダメだな!と思っていたので、早速、高知駅から市電ではりまや橋駅へGO!
以前、高知に来た時にお土産屋さんを色々と回りましてね、私。はりまや橋駅で降りたら、思いっきり『はりまや橋』のたもとのお土産屋さんで以前に買い物してました!全然、自分が渡った橋が名所だなんて思ってもみなかったわ・・・。はりまや橋の上で「はりまや橋はどこですか?」と聞かれる地元の人の話がよくわかりました。ちゃんと道路の交通標識に『はりまや橋』と出てますし、橋にも『はりまやばし』とプレートがついています。でも、これを名所ですって言われたら、がっかりするというかしょんぼりするというか・・・。橋の下にある地下道にははりまや橋の由来やら歴史やらの展示がありましたが、やっぱり気にしてるのかな?がっかり名所の異名を取ってることに。
ちゃんとがっかりした後は高知駅に戻って『南風13号』で窪川駅まで行き、そこから予土線宇和島までローカル線の旅となります。高知城天守閣をちら見してから、特急は窪川へ。窪川駅に着く頃にはすっかり日が沈み、窓の外も真っ暗になっており、四万十川の清流が眺められるのが売りの予土線ですが、今回は無理です。昨日買ったナンで夕食を済ませて、本日最後の鉄道イベント、四国三大珍名駅の最後の一つに到着するのを待ちます。
そしてついに到着したのは半家(はげ)駅です。なんで、こんなに変わった名前の地名ばかりつけたのか、昔の人に聞いてみたいところですね。半家駅で『中村・清水』を盗ったので、あとは宇和島到着で『宇和島』、途中停車駅の八幡浜駅で『八幡浜』、伊予市駅で『伊予・東温』を盗れば、残るは本日最大級の難所『久米』だけです。