乗り込もうとした電車がアソパソマソ列車だった件(写真はぼうぜ寿司)


徳島駅に戻り、何か徳島名物は無かろうかと駅地下のお土産コーナーへ行ってみると、『ぼうぜ寿司』なるものが売っていました。小振りの銀色の開きの魚(イボダイ)が丸ごと乗ったお寿司で、見た目がちょっとグロい感じがします。
頭の部分がないものもあったので、それを1パックと『鮪(まぐろ)と鱚(きす)の握り』を1パック買いました。鱚(きす)の握りが珍しかったものですから。
阿波池田駅行きの『剣山5号』に乗る為にホームに入ると、どう見てもお子様の人気者のプリントされた列車が中ほどに連結された特急が停車中。まさかの『アンパ〇マン列車』の登場です。流石にこの車両に乗るつもりはないので中の様子だけ見ましたが、車両の半分以上が子供の遊び場になっており、座るところはほんのわずか。車内のあちこちに「アンパンマ〇」のキャラクターがちりばめられており、お子さんは大喜びしそうです。
車内の見物を済ませてから、自由席の車両に戻ってさっき買ったお寿司で昼御飯。『ぼうぜ寿司』のほうは程よく酢でしめてあるイボダイが中々の味わいでイケてましたが、鱚(きす)のほうは味が淡白すぎてなんかご飯と一緒に食べてるなぁという漠然とした感じがするだけでした。やっぱり鱚(きす)は天ぷらが一番なのかな?
吉野川を遡るようにして阿波池田駅へ到着。すぐに『南風9号』に乗り換えて、向かうは(おらが勝手に作った)四国3大珍名駅の一つ、後免(ごめん)駅です。途中には景勝でも名高い四国3大珍名駅の一つ、大歩危(おおぼけ)駅があり、この後の予土線の3大珍名駅も通過するので、一日で全ての(おらが勝手に作った)3大珍名駅を制覇することになります。
大歩危峡の景色はとても素晴らしい風景なので、アルバムのほうを見ていただくとして、後免駅に着いたおらは本日2両目のペイント電車に遭遇することになりました。その名も『手のひらを太陽に号』!

アンパンマンの作者で知られる、やなせたかし氏が土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の全ての駅にマスコットキャラクターを書き下ろしたものが、車内のあちこちに描かれており、実にシュールな車両に仕上がっています。もっともシュールなのは車両だけでなく、キャラクターの名前からしてすごいです。『球場 ボールくん』て駅名が球場前だからとはいえ、あんまりだろ・・・。
和食駅で折り返す為に電車を降りて、『』『室戸・安芸』を盗り、向かいのホームへ移動しようとしたら、今乗ってきた列車がずっと停まったままでいます。「これは単線ならではの列車交換で待っているに違いない!」と気がついたので、ダッシュで高架の下をくぐって反対ホームへ。思った通りに後免駅行きの列車がやってきましたが、またもやペイント列車。今度は阪神タイガースのキャンプ地が沿線にあるのにちなんで作られた『阪神タイガース列車』です。どうやらキャンプの見物に行っていたらしい阪神ファンの一団が車両一杯に乗りこんでおり、さっきのと比べて乗車率が異常に高い状態でした。この人たちは大阪からわざわざ来た人なのかしらん?