次回の布石で朝イチ国盗り


今回の旅行で四国を一周して国盗りを済ませるはずでしたが、次回に回すことになった以上はそれに備えて少しでも楽な体制を築いておかねばなりません。というわけで神戸から鳴門経由で徳島入りを想定して、高松駅から志度駅までの往復で『屋島』『志度・小豆島』を盗っておくことにしました。日曜日なので駅に人はまばらで、電車もガラガラ。屋島を抜けて志度に到着しましたが、折り返しまでの時間を駅前でつぶすことにして駅舎を出ようとすると、観光案内があるので、ちょっと見てみると・・・。
『平賀源内記念館』現存する江戸時代中期に制作された“エレキテル”の2台のうちの1台が展示。
『ドルフィンセンター』海でイルカといっしょに自由に泳げます(要予約)。
これに屋島の観光加えたら、十分に一日過ごせるな、実際。というわけで、いつか来たいところリストに追加。香川県、あなどれねぇナ。

ちなみに駅の入口にあるレリーフ能楽「海人」を表したもので、藤原不比等志度の浦で結ばれた海人が、生まれた子供の将来と引き換えに竜神から宝玉を取ってくる約束をするが、海人は宝玉を持ち帰るも亡くなり、生まれた子供は房前と名付けられて不比等が都へ連れ帰るというお話。もちろん、能楽の中の話でありフィクションではあるが、藤原一族きっての策謀家親子でこんな話が作られること自体がミステリーと言えるのではなかろうか。

志度駅から高松駅行きに乗り、次に向かうは今回の旅行の目的地のその2、『平家物語歴史館』です。