さぁ、(乗り鉄の旅が)始まるザマスよ!(特急で)行くでガンス!フンガー!

九州横断特急4号』という直球な名前の特急列車で大分へ。人吉駅から別府駅区間を走るので、車内販売では人吉の『鶏のてりやき弁当』が販売されていたので、それで遅い昼ご飯。ひょうたんの形をした器に鶏のてりやきが乗ったご飯とサトイモやエビなどのおかずが入った弁当で、いかにも観光地で食べる駅弁という感じでGOOD!大野川の流れに沿って走る特急は渓谷を抜けて行くうちに天候は回復し始め、大分の市街地へ到着したころには晴れ間がのぞいていました。
大分駅で乗り換えの時間を利用して少し運動がてらに駅の外に出て見ます。大分名物の“とり天”に心惹かれましたが、弁当を食ったばかりなので断念。大分の基礎を作った戦国大名大友宗麟像に驚かされ(あまり銅像を作ってもらえるような人じゃない気がするので)、お土産を見たりしているうちに電車の発車時間がきました。
ソニック38号』に乗り込みましたが、車両の種類が違うのが連結されており、関東ではあまり見ない形のヘッドレストのほうの車両に乗ってみました。ひたすら国盗りと車窓を眺める乗り鉄の旅ですが、別府湾の景色はなかなかのもので、次に九州に来る時には別府に1泊してもいいかなって気にさせられます。中津で降りて名物の鳥の唐揚げを食べたかったのですが、高松駅にできるだけ早く着いてのんびりするほうを優先させたので、今回は断念。謎のJR九州のエコ推進キャラクターのクマのぬいぐるみに見送られて、小倉駅で新幹線に乗り換え。
小倉駅からは新幹線で岡山駅へと向かうわけですが、国盗り的にはトンネルの多い新幹線は事前準備が欠かせない。国盗りMAPと鉄道地図を見比べながら、難所の中でトンネルから出る時間が最長の場所をピックアップ。最寄り駅からその場所までのトンネルの数を数えておくのも忘れてはいけません。山口県内では『防府』、広島県内では『広島』『廿日市』、岡山県内では『玉島』が今回の難所になります。路線的には走ってますが、ほとんどトンネルの『門司』『瀬野』『松永』は在来線で盗るしかないので、今日はスルーです。
結果は岡山到着までに『廿日市』『比治山』以外は盗れたので、明日の在来線で広島から西に向かう時に盗ることとしました。何故、難所の『広島』は盗れたのに広島駅で盗れるはずの『比治山』が盗れなかったのが謎ではありますが、これも国盗りの面白いところです。
岡山駅から高松駅までは快速で1時間足らず。予定通りに19時過ぎに高松へ到着し、ホテルへ直行しました。ホテルに荷物を預けて、晩御飯に讃岐うどんを食べに行きます。初心者なので、自分で作ったりするスタイルのお店にはいかず、普通にうどん屋さんに入り、ざるうどんの大盛りを頼みました。見た目細いめんなのにコシがあってモチモチしてます。旅効果もありますが、やっぱりちょっと違うのかな、地元で食べる讃岐うどんは。東京帰ったら、どっかで食ってみるかの、普段そば派なんでうどん食わないんですけどね。
満足してお店を出て、少し商店街を歩くと“香川名物 鳥のもも焼き”という看板がちらほら見受けられるのに気がつきました。大分と中津の仇を高松でとることにして、持ち帰りで注文してホテルに戻りました。骨付きのもも肉にスパイスを多めにかけて焼き上げたスタイルが共通なのか、2つのお店で買った2種類で全4本のもも肉は濃い目の味でした。うどんの大盛り食ってたので、1本だけは手もつけられず、明日の朝飯に回すことにして、今日は寝ることにしました。