函館滞在記・2010(4日目)

今日は朝の6時起きで北海道最大の難所、『江差』を盗るために神明駅への往復。その後に昨日、対岸盗りができなかった『むつ』を盗るためにフェリーで青森に渡る予定。

神明駅は函館から往復する場合、現在の時刻表ではこの朝一出発でないと激しく駄な電車の待ち時間が発生するので、昨日にでも行っておきたかったんですが、すっかり寝こけてましたからね。最終日の今日に是が非でも行かねばならないわけです。

朝、トイレにも行かずにホテルを飛び出した上、朝飯に買ったおでんつゆやら、北海道ローカルの乳酸菌飲料やらをがぶ飲みしたおかげで、神明駅に着く頃には膀胱がパンパンに。駅に着いたらまずはトイレと思っていたら、単線・無人秘境駅にはそんな文明的な施設は無いときました。どうしたものかと考えているあいだに函館行きの電車が来たので、そのまま電車へ。木古内の停車時間中に行くしかないかなと覚悟を決めたところで、気がついた。この不自然な座席をつぶしてるスペースは何?客席から出て外の出入り口から見たらなんと麗しのWC。関東の車両は、トイレの出入り口が普通に客室エリアにあるのと1両編成でトイレがあるとは思えなかったおかげで、全く気がつきませんでしたが、おかげで危機を脱出。そうこうするうちに往復3時間ほどで函館に戻ってきて、五稜郭駅からタクシーで北埠頭へ向かいました。

タクシーの運ちゃんと話をしていると、昨日からロシアの駆逐艦が函館に来ていて、今日、明日の予定で一般公開するとのことで、フェリー埠頭のすぐそばに停泊しているのを教えてもらいました。なんでもロシアの軍艦が来るのは一世紀ぶりとか。知ってたら見に行ってたのですが、今から予定変更もできないので、カメラの練習台にするだけで満足するしかなかったです。

函館港から出港して約4時間ほどの船旅ですが、『むつ』圏内に入るのに二時間ばかしかかるので、目覚ましをかけて一眠り。客室のほとんどが絨毯スペースなので、みんなゴロゴロしてました。船内泊が前提の大型フェリーだと更にいろんな施設があるそうなので、いつか乗ってみたいですね。候補としては仙台-苫小牧間で東北地方の太平洋沿岸の国盗りしながらというのが最有力ですがね。無事めでたく『むつ』を盗ってからまた一眠り。だいぶ疲れがたまっているようです。

青森港に入港後、すぐにタクシーで駅前へ。1日目に行けなかったもう1軒のほうのラーメン屋で味噌カレー牛乳ラーメンを食べるためです。今日行ったのは「味の札幌大西」というお店。ラーメンができるまで動画でも見ようかと思って、プレイヤーをポケットから出そうとしたら、無い!!タクシーの中に忘れてきたのか_| ̄|〇 タクシー会社の名前はわからないので、フェリー乗り場に電話をかけてそこからタクシー会社を教えてもらって、電話帳で電話番号を探してすぐに電話をすると、やはり忘れ物で連絡が入っているというので、降ろしてもらったところに来てもらうことに。この間にラーメンは出来上がっており、バターを溶かしたりもやしをスープになじませたりしていたのですが、7,8分で来るというので大急ぎで書き込むように食べるはめに。実に落ち着かない話ですが、お味のほうは1日目に食べたところよりも味噌ラーメンの風味が強くて若干、辛口な感じ。おらは1日目のほうが好みかなー。などと思いながら店を飛び出し、50m先の交差点で先ほど乗ったタクシーと合流しプレイヤーを回収。おかげでタイムロスしてしまったため、もう一軒は行けず、泣く泣く駅のお土産コーナーでせんべいを色々と買って特急へ。八戸で乗り継ぎ新幹線で大宮まで戻り、そこから先は京浜東北で我が家へと帰宅。函館はリピートしてもいい感じかなー。飯もうまいし温泉あるし。まぁ、しばらくは自宅の食料品で食いつなぐ窮乏生活が続くんですがね・・・。