カメはどこですか?


2本目は無人島の儀志布島の北の『タートルリーフ』というポイント。その名の通り、カメがよく見られる場所だそうです。まず最初にピグミーシーホースという小指の先程の大きさで、サンゴの枝にうまく擬態しているタツノオトシゴの仲間を見にいきました。いるのはわかっていても、どこにいるのか見つけるのが大変なので、何人ものダイバーが、大きなウミウチワというサンゴに顔を近づけて捜索します。しばらくしてインストラクターの人が発見、ホントによく見つけられるなぁ、こんなの。(写真のど真ん中に胴体部だけ見えます)
小さい物を見た後は大きい物を探してポイントの中を徘徊。カメはどこかなぁ〜とハナゴイやチョウチョウウオなどを眺めつつ探してみましたが、今回は見つからず。自然が相手だから仕方ないねー、と思っていたら、ボートに上がって昼食を取り終えて一服しているところをすぐ近くの水面でカメが泳いでました。一生懸命、水中を探していたのに水面にいたとは・・・。
 
そこで、3本目のポイントはちょっとだけ位置をずらした『タマナーファーム』という場所にして、再度カメ探しとなりました。“タマナー”とは沖縄の言葉でキャベツを意味し、ここにあるリュウキュウキッカサンゴが、キャベツに似たことからつけられた名前です。
海に入るとすぐ真下でアオウミガメに遭遇。幸先がいいです。そのまま先に進んでいくと、今度はタイマイという別の種類のカメがお食事中なのを発見。このポイントは当たりです!この後も少し遠くで泳ぐアオウミガメを見つけて、合計3匹のカメに遭遇することができました。他にもハナゴイの乱舞とかウミウサギ貝という不思議な貝を見たりと充実した1本でした。
帰りの船ではへとへとに疲れていたので、船酔いを意識することなくぐっすり寝こけてしまい、気がついたら港に着く直前でした。ショップに戻って、みんなでログ付けをしてからホテルに送ってもらい、晩御飯は昨日、定休日だった食堂で、泡盛を1合頼んで、島豆腐、ラフテー、スーチカの沖縄郷土料理のコンボを頂きました。

明日はいよいよジンベエザメにご対面です。