力強く、のんびり走るコ

山都駅のそば弁当

ホテルに戻り、一風呂浴びてから、カメラと三脚を担いで、信濃川に架かる萬代橋の夜景を撮りに外出。
歩いて10分ほどですが、夜中の1時に出歩いている人はおらず、河川敷は無人でした。
信濃川は日本を代表する大河。河口近くということもあり、かなりの川幅をライトの明かりが揺らめいていました。場所を変えたりしながら30分ほど、写真を撮ってからホテルに戻り寝ました。

9時前までぐっすり寝て、新潟駅構内の寿司屋で鮭の押し寿司を買って、いよいよSLに乗り込みます。土曜日なので、客の入りは六割ほど、おらの指定のボックス席は独り占め。
内装はシートは濃いさつまいも色と言うとあれですが、赤紫の落ち着いた感じで、壁は木目調です。連結された展望車は両面ワイドビューになっています。

車内で鮭の押し寿司を食べましたが、これがなかなかのヒット。身は薄いのにしっかりした味で、一本600円足らずはお買い得でしょう。
走り出してしばらくして、車掌さんが各車両に挨拶に回ったり、景品のピンバッチを巡ってじゃんけん大会をしたり、観光列車らしさ満点。汽車は阿賀野川に沿って走るので、終わりを向かえつつある紅葉と緩やかな川の流れが楽しめ、車窓越しにいっぱい写真を撮っちゃいました。

途中の山都駅で名物のそば弁当を買い、電車の中で茹でたばかりのそばを食べる等、マターリした時間を過ごすうちに、磐梯山が見えてきて、会津若松に到着。

バスで会津若松城北入口に着き、出丸を越えて大手口から本丸に向かおうとしたら、目の前に天守閣が無い!
別に落城して炎上してしまったわけではなく、足場が組まれて、シートに囲まれており、とても写真を撮る対象にはなりません。
すぐその場で回れ右して、タクシーで会津若松駅に戻り、喜多方ヘ向かいました。目的は地域限定リラックマの中で、東北地方で唯一、捕獲していない、「大内宿でだららん」です。
観光バスで喜多方市役所まで行き、すぐ側にあるラーメン館1号館に突入。こちらは福島県内のキャラクターグッズの販売種類の多さに定評があり、以前にも来たことがあります。予想通り、「大内宿〜」以下、各種が売っており、無事めでたく捕獲完了。

喜多方駅に戻り、新潟行きのSLに乗り込みましたが、帰りは日も暮れてしまっているので、窓の外は真っ暗。疲れた体を休めて、だらだらとしていました。

新潟に着いてから、駆け足で晩御飯のぶりの押し寿司を買って新幹線へ。ぶりの押し寿司なんて、富山にしか売ってないと思ってましたよ。
腹一杯になりながら、大宮で在来線に乗り換えて、無事に帰宅。もう少し計画的な旅なら、佐渡にも行けたんですがね。それはまたの機会ということに。