函館滞在記・2010(1日目)

会社明けに青森・函館フリー切符を買って、一路、青森へ。どんなに急いでも函館に行くのには、どこかで1時間半の待ち時間が発生するため、どうせ待つなら青森で前回の旅行で食べ損ねた「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べようと思いまして、1時間半のタイムロスを青森で使うことにした次第。以前、カップラーメンで期間限定で出たのを食べて見たら、かなりおら的にヒット商品だったので、地元で一度食べて見たいなと思っていたのです。

青森駅東口を出て、大通りに沿って3つ目の信号を左に曲がりホテルの隣にある見た目、どこにでもあるラーメン屋さん「味の札幌分店」に。迷うことなくメニューの中から味噌カレー牛乳ラーメンを頼み、待つことしばし。味噌ラーメンの定番のもやしが入ったラーメンですが、香りはやっぱりどこか違う。スープはやっぱりマイルドなカレー味ですが、カップラーメンなどとは違ってまろやかさとかがぜんぜん違う。ていうか、比べたら失礼なレベルだ。面の茹で具合も硬すぎず柔らかすぎず。うまいうまいと食ってるうちにあっという間に完食してしまいました。これは1ヶ月に1回は食べたくなるレベルだわぁ。

本当はもう一件行ってみたかったのですが、電車の時間が迫っていたので、今日は断念。青森から函館までの特急に乗り、函館のホテルに着いたのが、18時ごろでした。首都圏と違って、高校生が冬っぽい格好をしていたので、だいぶ北のほうに来た気分がしましたが、一昔前の秋はこんなもんだったわな、とジャケットを半年振りくらいに着たおらは思いました。むしろ最近の首都圏のほうがおかしいと言うべきでしょう。

さて、今回の函館旅行の目的は何かというと、
1、デジタル一眼レフの練習に函館の夜景と五稜郭などの風景を撮ってくる。
2、国盗りを重視せず、1箇所滞在でだらだらしながら英気を養う。
3、B級グルメやおいしい魚など、食事を重視。
ということになります。そのなかでも3のB級グルメという点では、函館ローカルのハンバーガーを中心にした外食店舗「ラッキーピエロ」のオリジナリティ溢れるハンバーガー群の食べ歩きを目標としています

というわけで、ホテルに荷物を置いて、まずは1件目の函館駅前店へ。こちらでは全店舗で1番人気の「チャイニーズチキンバーガー」とこちらの店長のお勧めの「くじら味噌カツバーガー」を購入。「チャイニーズチキンバーガー」のほうはあんかけっぽい感じのソースのかかった鳥のから揚げを挟んだボリュームのあるもので、ちょっと食べるのに一苦労。でも、うまい。甘ったるくもないくパンに合った味の濃さで、一番人気も納得。「くじら味噌カツバーガー」はどっちかというと昔、くじらの肉を普通に食べてた世代向けでしょうかねぇ。くじらのくさみというか風味というか、独特の味が大人向けの感じがするので、これは好みが分かれるかも。おらは賛成派ですが。

ホテルに戻ってフロントの人と地図を照らし合わせながら、もらってきた店舗一覧でお店の場所を割り出し、今度は昭和店へ出動。こちらはJR五稜郭駅のから歩いて10分ほどの場所でしたが、ちょうど電車の接続が良かったので、すんなり到着。今回は「函館スノーサンド」を購入。こちらはホワイトソースをハンバーグにかけた代物で、何気にこちらのお店の“ハンバーグ”を食べるのは今回が初めてということにもなります。お味のほうは思ったよりもソースが濃くなく、ハンバーグの肉の味もしっかりしていて、大型チェーン店の高級メニューのハンバーグにさほど劣らぬ感じのものでした。とりあえず、3つ食べて見ましたけど、どれも悪い意味で後味が引かないので、たぶん化学調味料の使用率がかなり低いと思われ。世代を問わない人気はこの辺にあるのかなー。明日はミートソースのスパゲッティを食べてみて、その辺を検証して見ようかな。

ホテルに戻り、一風呂浴びてから部屋で度数5%のフルーツチューハイを2缶ほど開けながら、この日記を書いて本日は就寝。